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2022年 11月 1日 早稲田大学文学部を受けよう!

冬期特別招待講習

こんにちは!大和です!

11月に入り、いよいよ秋も終盤になりましたね!

共通テストを始め、いろいろな入試日程が近づいてきて校舎の空気感もピリついてきました。

そこで今回は私が在学している、早稲田大学文学部の入試情報を紹介したいと思います!

文学部の受験方式には地域連携型の新思考入試などの特殊な形態も存在しますが、今回は一般入試に絞って紹介します。

 

1.一般選抜

募集人員:340名

試験教科:①外国語(75点/90分)、②国語(現代文・古文・漢文/75点/90分)、③地歴(世界史or日本史/50点/60分)

倍率:8.1倍(2022年度)、7.5倍(2021年度)

合格最低点:131.9/200点(66.0%)(独) 独…大学独自の得点換算

一般入試の詳細は上の通りです。

倍率は早慶レベルでは一般的で、試験科目も特別目立ったものはありませんが、注意したいのは合格最低点です。

これは早稲田の学部全てに言えることですが、素点が合格最低点を超えたからと言って必ずしもその年の合格が確定というわけではありません。

なぜなら早稲田大学の一般入試には得点調整というものがあるためです。

成績標準化とは、選択科目ごとの難易度のばらつきを調整し、不公平をなくすために行われています。

例えば日本史の平均点が20点で、世界史の平均点が10点だったとします。

このとき、平均点が高かった=問題が簡単だった日本史を選択した人の方が有利になってしまいます。

そのため問題の難易度を考慮し、調整することによって得点が標準化されます。

またもう1つ、科目ごとに素点と平均点との差により得点を上下される標準化も行われます。

得点調整の式は公表こそされていないものの、参考として以下のものが多く使われています。

(素点-平均点)×0.25+(素点-平均点)+満点の半分の点数=標準化後の点数

このように早稲田の入試では素点から点数が変化するため、合格最低点はあくまで参考程度に捉えるようにしましょう。

 

2.一般選抜(英語4技能テスト利用方式)

募集人員:50名

試験教科:①国語(現代文・古文・漢文/75点/90分)、②地歴(世界史or日本史)+英語4技能テスト(出願時に提出)

倍率:7.7倍(2022年度)、9.2倍(2021年度)

合格最低点:86.5/125点(69.2%)(独)

英語4技能テストの基準表は以下の通りです。以下の基準を超えていれば英語の試験をパスすることができます。(得点換算はありません)

※2021年2月1日以降に受験した試験結果が有効。実用英語技能検定は、2020年度第3回以降に受験したものが有効。(従来型およびS-CBTは二次試験が基準)
※実用英語技能検定は、従来型、CBT、S-CBT、S-Interview が利用可能。また、CSE2.0の総点および各技能点を利用し、受験した級およびその合否は問いません。

多くの方は英検を利用すると思いますが、ここで重要なのは受験した級及びその合否は問わないことです。

英検準1級の満点は2250+750=3000点、2級は1950+650=2600点です。

準1級レベルも余裕で解ける方はそちらを、少し自信のない方は2級を8.5割取れる位まで完璧にして受けるのが吉です。

また、下の共テ利用含む各一般入試はそれぞれ併願することが可能です。

受かる確率を少しでも上げるために是非英検利用型だけでも併願しましょう!

 

3.一般選抜(共通テスト利用方式)

募集人員:25名

試験教科:①外国語(75点/90分)、②国語(現代文・古文・漢文/75分/90分)+共通テストで課す科目(50点満点換算)

(次の指定科目から1科目を選択
■地歴・公民
「地理B」「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理、政治・経済」
■数学
「数学Ⅰ・数学A」「数学Ⅱ・数学B」
■理科
「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」から2科目
または「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目)

※上記指定科目の範囲内で2科目以上受験している場合は、最高得点の科目の成績を利用。

※地歴・公民/理科(基礎を付していない科目)の得点利用方法: 2科目受験の場合は、第1解答科目の成績を利用。「理科」において、基礎を付した科目(2科目)は1科目としてカウント。

倍率:5.1倍(2022年度)、6.4倍(2021年度)

合格最低点:148/200点(74.0%)(独)

最後は共テ利用型です。

こちらは英語と国語以外の1科目を共通テストの得点に委ねるものとなっています。

合格最低点も7.4割となっていますが、これは独自試験の英語と国語を合算したものとなっているため、共テ科目は9割が前提と思った方がよいです。

基本的には国立大学志望者の併願として用いられるため、私立専願の方は余裕があったら受けることを考える程度の認識でいいと思います。

 

以上です!私大の入試までもう少し時間があります。

余裕のある今のうちに受ける可能性のある大学を確認しておきましょう!